セットの全てが段ボール!!
パニックコメディにファンタジー、
ほんのちょっとホラー要素あり(笑)
あらすじ
ダンボール製の殺人迷路を巡って繰り広げられる大冒険を描き、2017年シッチェス映画祭ニュービジョン・ワン/プラス部門で最優秀作品賞を受賞したファンタジーホラー。冴えない芸術家デイブは、積もり積もったストレスを晴らすべく、自宅内にダンボールの迷路を作りはじめる。その迷路は、いつしか彼の空想した罠やモンスターがうごめく大迷宮となっていき……
監督 ビル・ワッターソン
製作 ジョン・チャールズ・メイヤー
原案 スティーブン・シアーズ
室内のダンボール迷路、実は巨大殺人迷路だった…/映画『キラー・メイズ』予告編(シッチェス映画祭)
申し訳ないことに監督さん達の事は存じ上げないのですが、これは中々に面白いです。
でも人を選ぶ作品かもしれないですね、冒頭から進んで人が死ぬ時に血が噴き出すんじゃなくて赤い糸みたいなのが噴き出す描写をみてB級で面白くないと思う人はお勧めしません。この映画そんなノリで進んでいきます(笑)
先ずジャケット写真にものすごく惹かれますね!全部ダンボールで出来ている📦
なにそれってなるじゃないですか。しかも内容見たらダンボールで作った迷路から出られなくなって…ってどういう事?ってなるじゃないですか。
普通は出られますよね、だけどそうならないって事は何かしらの不思議な状態に陥ってるって事なわけで…その原因が何なのかを知るのが楽しい映画です。
でもこれ、深く考えずに観ましょう(笑)
少しの冒頭の後、急に物語は始まります。主人公デイブの彼女が帰ってくると部屋にダンボールの秘密基地のような迷路が。
その中からデイブが出られなくなったと言います。当然彼女はそんな筈ない、出られるだろうと言うのですが道がわからなくて出られないと言うデイブ。
ダンボールを解体しようとするとやめてくれ!って必死に言われるのでデイブの友人に助けを求めて電話するんだけどこれが友人だけでなく好奇心にかられ色んな人が集まってくるんですよね、そんで結局ダンボール迷路の中に入ってみようとなってデイブと同じく迷路に入ってしまう。
映画で途中ダレることもなく最後まで観れました。私は本当に面白くないなと思ったら途中で観るのをやめるタイプなので(笑)
映画自体も80分と短い映画なので字幕(吹き替え無し)でもすんなり観れました。
この映画、ツッコミどころ満載なのですが途中おもちゃみたいになるとこはシュールで好きです。あとやっぱり怪物(ミノタウロス?)みたいなのが出てくるとこれは悪魔的なやつらの仕業なのかと思うんですがどうやら主人公も関わってるらしい?
あと女の人がハイタッチしよってずっと言ってくる、あそこはちょっと不気味な感じがしました。だからちょこっとホラー要素。
結末としていつも中途半端でやり遂げることがなかったデイブがこの迷路を抜け出すために解決策を考えそれをやり遂げるんですよね、そこはスッキリします。
そんで迷路内で死んだ人たちはそのままで生き返らないんですよねこれ!てっきり元通りになるのかと思ってた…
しかもお前出てくるんかーい!!の最後です(笑)
気になった方は観てみてください。