6月30日(土)17時5分
観てきましたよ!!『海獣の子供』
なんと6月29日と続けて2日連続で片道1時間ちょいかけて映画館きてしましました(笑)
それもこれも『プロメア』の中毒性のせい。現時点3回目。
でも今回は怪獣の子供!!
怪獣の子についての記事はこちらから読めます☟
はい、観てきましたよ『海獣の子供』!!
原作から知っていてファンの方には申し訳ないことに原作の内容を全く知らないまま今回映画に挑みました。
姉②と行ったんだけど、客もそんなに満員ってわけでもなく良い感じに座れて鑑賞できました。後ろの方の真ん中端っこ。
全体的な感想は、これでもかってくらい夏を詰め込んだ青春アニメ!!
もうこれに尽きる。
この作品が好き!!って方には申し訳ないけど私は主人公の女の子「安海 流香」のことは映画を観終わった後でもあまり好きに離れなかった。
声の芦田愛菜ちゃんは頑張っていたと思う。なんだろうなぁ、そこまで成長っていう成長が感じられなかったというのもある。
でも逆にそういうところはリアルだなとも思います。人ってそう簡単にいっきに成長なんてできないと思うので。
そこはそうとして、この映画は漫画の原作を読んでいなくても映画の尺のために端折って詰め込んだんだろうなぁと思いました。
原作が長ければ長いだけ映画に作り替えるのは大変なんだろうなと思いますが、この映画の場合は削ったら余計難しくなるんじゃないかな。
いや、ほんと私の読解力が乏しいばかりに映画の伝えたいことや展開の意味があまりよくわからなかったこと。
ひと夏の思い出が彼女や彼女の周りを成長、前進させてくれる出来事になったんだろうけれど、流花の両親の関係などはもっと触れといても良かったんじゃないかと思う。
母親アル中っぽかったのになんか急に悟っちゃっていたので(笑)
原作では両親の関係性とかどうしてあんな感じになっているのか、そのあたりもっと掘り下げてくれてるんじゃないかなって思うんですがどうだろう。
あと姉②が言うには別に舞台は日本じゃなくても良かったんじゃないかっってところ。
お偉いさん方ももっとちゃんと目的を明確にして欲しかった。
残念な感想ばかり書いていますが良いところももちろん沢山あります!!!!
先ず上記でも言ったように これでもかってくらいの夏!!
夏の景色やセミの鳴き声、海の音。綺麗な青空。本当にびっくりするくらい綺麗な映像がずっと溢れてきます。
特に水族館とか凄い綺麗です。流石スタジオ4℃(拍手)
不思議な男の子2人組は最初から最後までふわっと謎が残ったままですが、私としてはどっちか生き残ってほしかった……!!
仕方ないと思うのですがほんとに全部思い出になってしまうのかと思ったらあの夏から秋に季節が移るかわる時の寂しい気持ちになります。
途中ホラーなのかと思う位ゾクッとしたシーンもありいやほんと、語彙力もなければ読解力も追いつかない(笑)
神秘的な生命の誕生。それを観ている感じでした。
神秘的な生命の誕生、それに立ち会った主人公なのかな。
好きな人は好きだと思うそんな作品。
とにかく夏が好きな人はやっぱ夏良いな!!と感じる映像美で豪華です。
映画のパンフレットもまた豪華で、観た映画のパンフを集めている私としては映像シーンのページも多くて豪華で嬉しい。画集みたいです。
この映画を観終わった後に流れる米津玄師の主題歌『海の幽霊』がまた映画に合っていて最高に観終わった感を底上げしてくれます。あー!夏が終わってしまう(笑)
映画館で通路を挟んだ左隣に親子で来ていた家族が座っていて、小学生低学年くらいの男の子が一緒だったんですがあの子映画のストーリーわかんなかっただろうなぁって思いましたが映画はちゃんと静かに観ていて良かった。
でもおしゃべりも忘れてしまうひと夏の出来事なんですよねこれ。
原作は漫画なんですが童話を読んだかのような話でした。
ストーリー ★★★☆☆
キャラクター ★★☆☆☆
視覚の潤い ★★★★☆
中毒性 ★☆☆☆☆
パンフレットに書いてあった『 渡辺 歩 』監督の言葉に、
「この物語には、明確な答えは提示されません。おそらく、『わからないことが、わかる』ということなのだとおもいます。」
とあって成程、すっきりしました(笑)