書店で
『ブラック・ジャック』の漫画見つけたんだけど
なんかちょっと違う(笑)
内容
手塚先生ごめんなさい!禁断のB.Jギャグ】原作崩壊!?ゆとりのB.J、良い子なキリコ、パリピなロック達にピノコのツッコミが炸裂する!彗星の如く現れた新人イタコ漫画家、つのがいが天才的画力で描いた神をも恐れぬブラック・ジャックパロディ、ついに単行本化!しかも手塚プロダクション公認!!
著者のSNSに公開された作品だけでなく、この本でしか読むことができない合計40ページを超える描き下ろし漫画(B.Jレシピや学園モノや手塚治虫タッチに目覚めるまでのエッセイコミックなどなど)も収録。
そして巻末には、マジメに描いた美麗カラーイラストギャラリーのオマケもあります。
先ず、このブラックジャックはパロディです(笑)
この漫画は一体何なのか、それを知るに先ず作者の『つのがい』さんの事を紹介したいと思います。
人物
『つのがい』は日本の漫画家兼イラストレーター。
フリーとしての活動の他、手塚プロダクションの公式イラストレーターの一人としても作画を担当する。平成生まれ。静岡県浜松市出身。
東京在住。
来歴
幼少期から絵を描くことが好きであったが特別に絵の勉強をしたことはなく、また、漫画家やイラストレーターなどの絵の仕事を志したことはなかったという。
高校卒業後、学習塾で講師をして生計を立てていたが、長時間労働に加え賃金の未払いが重なり心身共に疲弊して退職。その後、体調を取り戻しつつ、派遣社員として工場勤務をしていた。
ただ、あまり変わり映えしない日常に「何か趣味を見つけよう」と模索していた。
2015年6月頃、ふと立ち寄った文房具屋でつけペンが目に留まり、購入。先述の通り漫画を描くスキルは全く心得ていなかったが、「絵が描ければ忘年会などで一発芸になるかも」と勤務時間の合間に練習を重ねた。
ペンの使い方がわかるようになると徐々に模写を試みる意欲が湧き「広い世代に支持されている漫画家であり、(模写したキャラも)分かりやすいだろう」と、手塚治虫の作品を選ぶ。
それまで特に手塚作品を熱心に読んでいたわけではなかったが、作品を読み込むうちにその奥深さや絵に魅了された。
また探究心が強く、模写を重ねるうちに独特のペンタッチや描き文字の手順が分かってきたという(のちに、手塚るみ子と行ったトークショーでのライブドローイングにおいて「リボンの騎士」のサファイアを描く際にとったアタリのつけかたが手塚治虫のそれと同じだったため驚かれる)。
特に「ブラック・ジャック」を好んで描き、やがて現代の世相や風俗を取り入れたシュールなギャグやストーリーもつけるようになった。
ベースとなる紙は黄ばみやシミを加え、経年劣化した質感を施す工夫をした。
それらの作品を自身のSNSに掲載すると瞬く間に注目され、多く拡散された。
あまりにもペンタッチが似ているため「トレースではないか」と訝しむ声も寄せられたほどであった。
その評判は手塚治虫の長女であり手塚プロダクション取締役でもある手塚るみ子の聞き及ぶところとなった。
2015年11月、つのがいのTwitterに手塚るみ子から「一度会って話がしたい」とダイレクトメッセージが届き、間もなく対面を果たす。
つのがいは当初「版権元に叱られる」と覚悟を決めて赴いたが、その予想は見事に外れ、手塚タッチの作画のクオリティを称賛されるばかりであった。
その後も幾度も顔を合わせて親交を深め、2016年7月には手塚プロダクションに招かれている(手塚プロダクションは手塚治虫の死後、作画は元アシスタントが担っていたが高齢化に伴い若手の育成を今後の課題としていた。
また、つのがいの現在の生活基盤や「きちんと絵の勉強をしたい」という意欲を汲み、正式に作画チームに迎えたいと考えてスカウトしたという)。
2016年8月、手塚プロダクション公式の作画ブレーンとなり、それ以降公式イラストを担当している。
『ウィキペディア(Wikipedia)』より
長くなった(笑)
ぶっちゃけ工場で仕事してて趣味を見つけようと思って絵を描き始め模写していく内にネット上で人気と注目度を集めた結果、ちょうど若手作画アシスタントを探していた手塚プロの手塚るみ子氏の耳に入り公式にスカウトされてギャグパロディーで描いてる漫画が公認されることになって出版となったみたいです。
単行本4巻(2020年2月現在)
このブラックジャックは公式パロディーです。
めっちゃ質のいい同人誌みたい(笑)
ブラック・ジャック気になるけど観た事読んだことない、
とっつきにくいっていう方はこの漫画をみてから入ってみるのも良いかも。
『こんなブラック・ジャックはイヤだ』
こちらで試し読みできます☟
私はロックのキャラクターが好きなんですがこの漫画のロックめっちゃ性格うざくて面白いです(褒めてる)
あとキリコはなんだかんだ良い奴だしブラック・ジャックはマイペースすぎる(笑)
そんな面白いみんなぶっ飛んでるブラック・ジャックの面々がみたい!!
という方は是非手に取ってみて欲しいです。
1巻の巻末のつのがいさんの自分についてのあとがき漫画は本当に苦労されていたんだな、と当時Twitterを見ていればよかった!!と悔しいです。
本当に手塚先生の絵に似てる!イタコ漫画家とか言われてる位ですから相当です。
現在もTwitterで更新状況やイラストに漫画もあげて下さっているので気になる方は追ってみてはどうでしょう(笑)
【 #こんなブラック・ジャックはイヤだ
第56話が更新されました】久しぶりにビンボーレシピのページが復活しました。https://t.co/CRh0MpD64q pic.twitter.com/z2kE4lGTsA
— つのがい@10/29 第4巻発売されました! (@sunxoxome) February 7, 2020
私的には深夜とかで良いからゆるくアニメ化して欲しい。